
今週のWWDC開発者会議で発表されたように、Appleは今年後半にResearchKitおよびCareKitプラットフォームを使用する研究者向けに新しい「Apple Watch Limited Grant」プログラムを開始する予定です。
Apple Watch限定助成プログラム(研究者支援パイロット)
新しいApple Watch Grantプログラムは、Appleが研究者支援の一環として今秋開始予定の「Investigator Support Pilot」と呼ばれる取り組みの一環です。このプログラムは、ResearchKitとCareKitのウェブサイトのデザインを刷新し、多数の新しいリソースに加え、これらのフレームワーク向けアプリを開発する開発者向けのアップデートも提供する予定です。

Appleによると、現在開発中のこの新しい取り組みは、リニューアルされたResearchKitとCareKitのウェブサイトから簡単に申請できるとのことです。Appleのプレゼンテーションでは新プログラムの詳細は明らかにされませんでしたが、「当社のエコシステムを独自に活用することで、科学を進歩させ、人々がより健康的な生活を送ることを支援する研究」を優先すると述べており、詳細は近日中に新しいウェブサイトで公開される予定です。

ケアキット 2.0
Apple は今年、新しい Apple Watch Grant プログラムと合わせて、Swift で完全に書き直された全面的に刷新されたフレームワークを備えた CareKit 2.0 をリリースします。
新しいUI(上図)が採用され、フレームワークがCareKit UIとCareKit Storeに分離されました。これにより、開発者はアプリでCareKitの機能をこれまで以上に活用できるようになります。この分離の大きなメリットは、患者ケアアプリなどを開発する開発者が、CareKit Storeと呼ばれるデバイス内データベースを使用せずに、CareKit UIを簡単に利用できるようになることです。
ResearchKit のアップデート
Appleは今年、ResearchKitフレームワークをアップデートし、新しいUIを備えた洗練された参加者向けアンケートを収録する予定です。さらに、iPhoneのTrueDepthカメラを活用した視力とコントラスト感度の新しいタスク、そして聴覚と発話に関する新しいタスクも近日中にリリース予定です。これにより、開発者はResearchKitアプリを通じてさらに多くのデータを収集できるようになります。
開発者は、Apple の開発者向け Web サイトで、Apple Watch Grant プログラムと、ResearchKit および CareKit のすべてのアップデートについて詳しく知ることができます。
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