

9to5Macによると、AppleはmacOS Big Sur 11.3ベータ版で、Safariのデフォルトタブの一部を変更する拡張機能を開発者に提供開始したとのことです。今後、さらに多くの拡張機能が追加されるようです。今週リリースされるmacOS Big Sur 11.3ベータ2により、SafariでWebM動画の再生が可能になります。
The 8-Bitが指摘しているように、macOS Big Sur 11.3 beta 2 では Safari に WebM ビデオ互換性が追加されました。この形式に馴染みのない方のために説明すると、WebM は 2010 年に Google が作成したロイヤリティフリーのビデオコーデックで、同じく Google が開発した WebP 画像形式に似ています。
現在、ほぼすべてのウェブブラウザがWebP動画をサポートしていますが、AppleはSafariにWebPのサポートを追加していません。2010年、スティーブ・ジョブズはWebM形式は「混乱している」と述べ、Appleはこのコーデックを採用する予定はないと主張しました。Appleは常に、ロイヤリティフリーではないものの、人気のストリーミングサービスで広く使用されているH.264およびH.265コーデックを優先してきました。
Mac で macOS Big Sur 11.3 ベータ 2 を実行している場合は、WebM プロジェクトの Web サイトにアクセスして WebM ビデオを再生してみることができます。この Web サイトにはデモ ビデオが用意されています。
これに先立ち、AppleはmacOS Big SurでSafariにWebP画像フォーマットのサポートを追加したほか、YouTubeやNetflixなどのウェブサイトで4K HDR動画を視聴できるVP9ビデオのサポートも開始しました。SafariはBig Surで、組み込み翻訳機能やプライバシーコントロールの強化など、その他の重要な機能も追加しました。
macOS Big Sur 11.3ベータ版は現在、Apple Beta Software Programに登録されている開発者およびユーザー向けに提供されています。Appleは、このアップデートが一般公開される時期についてはまだ発表していません。
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