Appleは今月初め、OS X 10.10.3のプレリリースアップデートをテスター向けに初めてリリースしました。これには、iPhotoの代替アプリ「写真」のベータ版が含まれています。本日、アップデートビルドがMac App Storeを通じてテスター向けに公開されました。Appleはまた、テスター向けにiOS 8.3の新しいベータ版もリリースしました。早速見ていきましょう。

最新リリースのビルド番号は、初期リリースの14D72iから14D87hに上がりました。今春後半に全ユーザーに公開予定のOS X 10.10.3では、特殊絵文字の表示方法と種類も変更されています。Googleサービスのユーザーは、サインインプロセスの改善にも気付くでしょう。

OS X 10.10.3の新しいプレリリース版には、バンドルされている写真アプリの新しいビルドも含まれています。テスター向けに最初にリリースされたバージョンはビルド番号203.38.0でしたが、最新バージョンは205.34.0で、新しい人物の追加がよりスムーズに行えるようになりました。

ウィンドウ下部に新しく追加されたバーには、「人々」アルバムに追加する新しい人物のおすすめが表示され、縦にスクロールしたり、まとめて最小化したりできます。以前は、別のウィンドウを開いて操作する必要があり、処理に少し時間がかかりました。

本日のリリースには、Swift 1.2 (ビルド 6D532l) と OS X Server 4.1 開発者プレビュー (14S1050d) を搭載した Xcode 6.3 ベータ 2 も含まれています。

前回のビルドで絵文字文字セットに加えられる変更のプレビューを見ましたが、現在のビルドには人種的に多様な文字セットが含まれており、ユーザーは複数の異なる文字のさまざまな肌の色を選択できます。

絵文字のテクノロジーカテゴリには、アップデートされた iOS デバイスや新しいおしゃれな Apple Watch も登場しています。

最新のビルドでは、改善をテストするための重点領域として WiFi と画面共有も強調されています。

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