シャープが新型iPhoneディスプレイで遅れをとるとの噂が広がる中、iPad MiniディスプレイメーカーとしてLGとAUオプトニクスが名乗りを上げるc

シャープが新型iPhoneディスプレイで遅れをとるとの噂が広がる中、iPad MiniディスプレイメーカーとしてLGとAUオプトニクスが名乗りを上げるc
シャープが新型iPhoneディスプレイで遅れをとるとの噂が広がる中、iPad MiniディスプレイメーカーとしてLGとAUオプトニクスが名乗りを上げるc

日本のシャープは、9月12日の発表イベントが盛んに報道される数週間前に、アップルの最新iPhone向けスクリーンの製造で遅れを取っている。

ロイター通信は本日、匿名の情報源を引用し、シャープがiPhoneの画面利益率を圧迫する高コストにより苦境に立たされていると報じた。この苦境は、アップルが生産スピード向上を促すために「金銭的インセンティブ」を提供する必要があるかどうかという疑問を提起しているようだ。

シャープの生産体制に詳しい情報筋は、生産量がどの程度遅れているかについては言及しなかった。情報筋は、機密情報のため身元を明かさないことを条件に語った。

シャープの奥田隆史社長は8月2日、亀山液晶工場で今月から量産出荷を開始すると発表した。同工場はアップルの液晶ディスプレイを製造していることで広く知られているが、シャープはアップルが顧客であることを認めていない。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は今朝、シャープの延期の噂は、同社が「迫りくる債務返済期限に伴う資金繰りの逼迫」にも直面している中での出来事だと報じた。同社は「150億ドルの有利子負債を抱えている…シャープは、中核事業が依然として赤字であるため、今年度(3月期)の純損失を2500億円(31億8000万ドル)と予想している」。

アップルもiPhoneの画面をジャパンディスプレイやLGディスプレイなどから調達しており、次世代iPhoneが9月下旬に店頭に並ぶとの報道が多くなされるなど、期待が高まっている。

新型iPhoneは、タッチスクリーン層をなくすためにタッチセンサーをLCDに埋め込む「インセルパネル」により、より薄い画面になると報じられており、ロイターの情報筋によると、このハイテクディスプレイは以前のモデルよりも30%も大きいという。

関係者は以前ロイター通信に対し、パネルは隅から隅まで4インチに広がり、現在のiPhoneより30%大きくなると語っていた。

シャープの苦戦により、薄型化と大型化が進むディスプレイを搭載した新型iPhoneの入手が困難になるのではないかという憶測が広がっている。一方、台湾の鴻海集団による投資計画を受け、シャープの株価は金曜日に13%急落した。

ウォールストリートジャーナルによると:

鴻海(フォックスコン、2038.HK -1.21%)は3月、経営難に陥るシャープの株式9.9%を取得することに合意したが、その後シャープの株価は急落し、鴻海は取引条件の再交渉を迫られた。鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は今週日本を訪問したが、両社は合意に至らなかった。

関連ニュースとして、シャープの財務および生産上の苦境に関する報道が流れる中、ブルームバーグは本日、​​アップルがホリデーシーズンに間に合うように発売予定の「iPad mini」にAUオプトロニクスとLGディスプレイのスクリーンを採用すると報じた。

ブルームバーグは、計画に詳しい4人の関係者の話として、TPKホールディングスとフォックスコンの子会社であるイエチェンテクノロジーが「対角7.85インチのデバイス用のラミネートコーティング」を供給するとも報じた。

iPhoneの画面生産に関してシャープに不透明感が漂っているにもかかわらず、ベルリンで開催されたIFAブースでは、シャープは確かに注目を集めている。同社は現在、半導体材料であるインジウムガリウム亜鉛酸化物(IGZO)をベースとした複数のIGZOディスプレイを展示しており、そのうちの一つ、6.1インチのプロトタイプは2,560×1,600ピクセルの解像度を誇っている。これはiPhone 4Sの326ppi画面と比べて50%の増加となり、新型iPadの約2倍の解像度となる。

私たちはベルリンから生中継しており、今日中にシャープの IGZO プロトタイプの画像をいくつかお届けできる予定ですので、どうぞお楽しみに!

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