

Adobe は本日、Alexa や Google Assistant などの仮想アシスタントと統合する音声ベースのアプリを誰もが簡単に構築できるようにすることを目指す、ニューヨークを拠点とするスタートアップ企業 Sayspring の買収を発表しました。
Adobeはブログ投稿でSayspringの買収を発表し、音声インターフェース事業における「新たな一歩」と位置付けました。買収の財務詳細は明らかにしていませんが、Sayspringのチーム全員がAdobeに加わり、同社の技術をAdobe製品群に統合していく予定です。
Adobe のエグゼクティブ バイスプレジデント兼 CTO である Abhay Parasnis 氏は、本日の声明で Sayspring の音声技術の重要性を強調しました。
「私たちは、キーボードやマウス、さらにはタッチスクリーンを超えて、より自然なもの、つまり音声を使ってテクノロジーとインタラクションする時代へと進んでいます。音声技術は急速に成長しており、今後Adobeのポートフォリオにおいて不可欠な要素となると強く信じています。」
「Sayspring 社を Adobe に迎えることができて大変嬉しく思っており、そのテクノロジーを活用して、より多くの人々が次世代の音声エクスペリエンスを創造できるようにしていきたいと考えています。」
ご存知ない方のためにご説明すると、Adobeは自社アプリケーションへの音声制御の導入を模索してきました。昨年のAdobe MAX基調講演では、Adobe Senseiを搭載したPhotoshopとXDのプロトタイプ版をプレビューしました。Adobeによると、Senseiをクリエイティブアシスタントとして活用し、様々なアプリケーションに音声認識機能を追加する計画です。
Sayspring は昨年設立され、コーディングの経験を必要とせずにクリエイターが音声技術を活用できるように支援することを目標としています。
約1年前にサービスを開始して以来、私たちのチームは、コーディングを必要とせず、音声テクノロジーを活用するためのツールをクリエイターの皆様に提供することを使命としてきました。これは、新進気鋭のアーティストからグローバルブランドまで、あらゆる人々に卓越したデジタル体験をデザインし、提供するために必要なすべてを提供するというAdobeのビジョンと密接に一致しています。
買収の詳細については、Adobe のブログおよび Sayspring の Web サイトをご覧ください。
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