AppleのWWDC基調講演が始まる1時間も前に、FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は、同社が2023年まで有料オンラインイベントをクリエイター向けに無料に維持するというニュースを発表した。注目すべきは、Facebookがクリエイターの収益の項目としてAppleの手数料も表示し始めることで、ザッカーバーグ氏はこの機会を利用してApp Storeの30%の手数料を改めて批判した。

本日AppleのWWDCが始まる直前という都合の良いタイミングで、ザッカーバーグ氏はFacebookの投稿でこのニュースを共有した（The Verge経由）。

発表の最初の部分は、クリエイターがプラットフォーム上で開催できるオンラインイベントを2023年まで無料で維持することに焦点を当てていた。しかし、2024年に課金を開始する際には、30%よりも低い手数料になると述べ、Appleを批判した。

より多くのクリエイターが当社のプラットフォームで生計を立てられるよう、有料オンラインイベント、ファンサブスクリプション、バッジ、そして今後提供する独立系ニュース商品を2023年までクリエイター向けに無料で提供していきます。収益分配を導入する場合でも、Appleなどが受け取る30%よりも低い額になります。

おそらくここでもっと興味深いのは、Facebook が Apple (および Google) に対してさらに圧力をかけ、Zuckerberg が次のように述べたことだ。

また、クリエイターの皆様が各社の手数料や税金が収益にどのような影響を与えているかを確認できるよう、新しい支払いインターフェースもリリースします。近日中にさらに追加予定です。

Appleは今のところ、これらの料金を2022年まで免除することを決定しており、Googleは今年10月から再び課金を開始する。

新しい Facebook クリエイターの収益明細は次のようになります。

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