Appleは昨年の今頃、自社の事業所（本社、データセンター、直営店）で100%再生可能エネルギーの目標を達成しました。しかし、同社はサプライチェーンのパートナーにも環境への取り組みを促しています。

Appleは本日、Appleの製造工程を100%再生可能エネルギーで稼働させることに同意したサプライヤーの数を倍増させたと発表しました。サプライチェーン全体では2020年までに5ギガワットの再生可能エネルギーが追加され、Appleの当初の目標である4ギガワットを上回ります。

100%グリーンサプライヤーリストに新たに加わったのは、iPhone組み立てメーカーのFoxconn、Wistron、Pegatronです。AppleのディスプレイガラスパートナーであるCorningも新たに加わりました。iPhoneおよびiPadデバイスに搭載されるApple設計のARMチップを製造するTSMCも名を連ねています。

サプライヤーからのコミットメントは、Apple 固有の生産活動を 100% グリーン エネルギーで実行することを意味します。必ずしも、すべての生産業務も再生可能エネルギーで実行すると誓約しているわけではありません。

Appleはまた、発行済みグリーンボンド25億ドル全額を充当したことを発表しました。これは米国企業の中で最大の額です。この資金は、Appleの電力需要を賄うための事業を含む、世界40のプロジェクトに充当されます。Appleによると、再生可能エネルギーの3分の2はグリーンボンドによる調達です。

グリーンボンドは、100%再生素材を使用したカスタムアルミニウム合金の開発にも資金を提供しました。Appleは2018年10月のイベントで、新型MacBook AirとMac miniの筐体に100%再生アルミニウムが使用されていることを誇らしげに発表しました。

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