アップルは、昨年小売担当上級副社長だったロン・ジョンソン氏の後任として、ジョン・ブロウェット氏が新しい小売担当上級副社長に就任すると発表した。

カリフォルニア州クパティーノ、2012年1月30日 — Apple®は本日、ジョン・ブロウェットがリテール担当シニアバイスプレジデントとして入社し、Apple CEO（最高経営責任者）ティム・クック直属となることを発表しました。ブロウェットは、2007年からCEOを務めていたヨーロッパのテクノロジー小売企業ディクソンズ・リテールからAppleに入社します。4月より、ブロウェットはAppleのリテール戦略と、世界各地におけるApple直営店の継続的な拡大を担当します。

「私たちの直営店は顧客サービスに全力を注いでいます。ジョンは、私たちがこれまで出会った誰よりもその熱意を共有しています」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「彼が私たちのチームに加わり、素晴らしいリテール経験をAppleに持ち込んでくれることを大変嬉しく思います。」

ディクソンズ・リテール入社以前、ブロウェット氏はテスコplcでTesco.comのCEOを含む数々の幹部職を歴任しました。それ以前は、ボストン・コンサルティング・グループで小売および消費財分野のクライアントにコンサルティングを提供していました。ケンブリッジ大学で自然科学の学位、ウォートン・ビジネス・スクールでMBAを取得しています。

ブロウェット氏は、欧州の大手家電量販チェーンであるディクソンズのCEOを退任し、アップルの経営陣に加わる。ブロウェット氏は4月からアップルの全世界の小売事業を統括する。ロン・ジョンソン氏の退任以降、小売部門を率いるのはピーター・オッペンハイマー氏で、ブロウェット氏が約2ヶ月後に正式に就任するまでは、引き続きオッペンハイマー氏がその職に就く見込みだ。

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