

2020年にiOS 14で導入された新しいバナーは、アプリがクリップボードから貼り付けようとしている際にユーザーに警告を表示します。これにより、アプリがユーザーの許可なくクリップボードを読み取っているかどうかが分かります。iOS 16では、Appleはこの機能をさらに強化し、アプリ間でコピー&ペーストを行う際にユーザーの許可を求めるようになりました。
iOS 16でクリップボードからテキストなどを貼り付けようとすると、アプリはまず許可を求めます。許可を拒否すると、そのアプリはクリップボードにアクセスできなくなります。この新機能により、Appleはアプリがユーザーの知らないうちにクリップボードから機密データを読み取ることを防ぎたいと考えています。
以前は、特定のアプリがクリップボードを読み取っているという警告を受け取ったとしても、それが気になる場合はそのアプリの使用をやめる以外に何もできませんでした。
もちろん、ベータ版の機能なので、クリップボードのアップデートに関してはまだ少し分かりにくい点があります。例えば、一部のアプリは許可を求めませんし、プライバシー設定には、ユーザーのクリップボードを読み取れるアプリと読み取れないアプリを簡単に選択できるメニューがまだありません。
AppleがiOS 14でクリップボードアラートを導入した際、TikTokなどの複数のアプリが、他のアプリからコピーされた内容を黙って読み取ってしまうことに気づいたとして批判を浴びました。その結果、これらのアプリはユーザーのクリップボードにアクセスしないようにアップデートされました。
開発者は、Apple DeveloperウェブサイトからiOS 16の最初のベータ版をダウンロードできます。パブリックベータ版は来月公開され、正式リリースは今秋を予定しています。
iOS 16の詳細
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