
Appleが無料の電子書籍出版プラットフォーム「iBooks Author」を発表してから1ヶ月も経たないうちに、インタラクティブiPad教科書スタートアップのInklingが独自の出版プラットフォーム「Habitat」を発表しました。創業者兼CEOのマット・マッキニス氏は、Appleで国際教育市場およびアジア教育マーケティングの元シニアマネージャーも務めており、本日ニューヨークで開催された「Tools of Change for Publishing」カンファレンスでこの発表を行いました。
InklingはHabitatを「プロフェッショナル向け初のデジタル印刷機」と称し、AppleのiBooks Authorプラットフォームよりも包括的なソリューションをプロフェッショナルに提供したいと考えていることを示唆しました。プレスリリースでは、InklingはHabitatの機能について、「ガイド付きツアー、3D展示、インタラクティブなクイズ、高解像度ビデオ」などの標準ベースのコンテンツ、ワンクリックでクロスプラットフォームに公開できる機能、共同作業のためのクラウドストレージ、オブジェクト指向コンテンツ、そしてプロジェクトのすべての変更をバックアップする「無制限のリビジョン管理」機能などを挙げています。 また、このプラットフォームには、公開されたコンテンツをスキャンしてリンク切れなどの問題を検出する「自動エラーレポート」機能も搭載されています。
Inkling社は、最初の2年間で100冊以上のiPad向け教科書を主要事業としてリリースしたと発表しており、Open Air Publishing社は既に新しいHabitatプラットフォームを使用して開発された最初の3冊の教科書を発売しています。同社は当初「厳選された出版パートナー」と提携していますが、今年後半にはより大規模な展開を予定しています。このプラットフォームとiBooks Author(現在提供中)の比較に興味のある出版社は、アーリーアダプタープログラムにご登録いただけます。
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