2012年11月20日午前10時56分（太平洋標準時）

ニールセンは本日、米国におけるホリデーシーズンに向けて、モバイルデバイスとゲーム機の購入意欲を測る新たな調査結果を発表しました。昨年と同様、AppleのiOSデバイスは6歳から12歳の子供向けに引き続き上位にランクインし、iPhoneとiPadも13歳以上の年齢層で上位を獲得しました。

ニールセンのグラフ（上図と下図）からわかるように、フルサイズの9.7インチiPadは、6～12歳層で48%（昨年の44%から増加）、13歳以上層で21%と、両カテゴリーでトップの座を獲得しました。iPad miniについては、子供の間での人気は低く、6～12歳層では36%にとどまり、2位と3位の任天堂Wii UとiPod touchに僅差で並びました。

調査対象となった子供たちの約半数がフルサイズのiPad（昨年の44%から増加）に興味を示し、36%が新型iPad miniに興味を示しました。iPod TouchとiPhoneも、これらの若い消費者の間で切望されているデバイスです（それぞれ36%と33%）。子供たちはこのホリデーシーズンに専用のゲーム機を求める傾向があり、39%が任天堂から発売されたばかりのゲーム機Wii Uの購入に期待を寄せており、29%が同社の携帯型ゲーム機「DS」シリーズのデバイスが欲しいと回答しています。

Apple製品が上位を占めなかった一方で、ゲーム機が上位を占めた13歳以上の層はiPad以外のタブレットに興味を示し、18%が今後6ヶ月以内に購入したいと回答しました。Microsoft、Amazon、Samsungのモバイルデバイスは、両グループとも20%未満、Surfaceは6%未満と、それほど好調ではありませんでした。拡大拡大閉じる