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2016年4月の「ウェブサイト」ストーリー

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WWDCサイトに埋め込まれたApple Mapは、公式の公開MapKit Web APIが間もなく登場することを示唆している

ベンジャミン・メイヨーのアバター 2016年4月19日午前2時42分(太平洋標準時)

Appleは、MapKitフレームワークのWeb版を発表する準備を進めているようです。これにより、誰でもApple MapをWebページに埋め込むことができるようになります。WWDCマイクロサイトでは、Appleは独自の地図オブジェクトをページに埋め込み、月曜日の基調講演が開催されるMoscone WestとBill Civic Auditorium間の移動方法を参加者に示しています。コードを見ると、Appleはこの埋め込み可能な地図を(近い将来?)パブリックAPIとして公開し、誰でも自分のWebサイトにApple Mapを追加できるようにしたいと考えているようです。

この地図では、パンやズームなど、ユーザーインタラクションが可能です。Appleの地図は、HTML5の<canvas>要素を使ってカスタム地図をレンダリングしています。現在、MapKitはiOSとMacアプリ専用で、AppleがApp Storeアプリの販売で得る収益によって資金提供されているようです。

ビジネスの観点から見ると、Appleがなぜ自社のAPIをウェブ開発者に公開したいのかは不明です。現在、ほとんどの開発者は、その普及率の高さから、ウェブサイトに地図を表示するためにGoogleマップを埋め込んでいます。他にも地図表示の選択肢はありますが、Appleがこの分野に積極的に参入すれば、Googleのサービスに強力な競争相手が生まれるでしょう。


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