AirPods Maxユーザーの多くは、自宅の外に持ち出す勇気はないかもしれませんが、AppleのプレミアムAirPodsは、快適な旅行用ヘッドホンとして間違いなく最適です。軽量でアクティブノイズキャンセリング機能も備えているため、AirPods Maxヘッドホンは、私が国内を旅行する際に常に持ち歩いています。しかし、ラインナップには改善の余地があります。

折りたたみ式アームでバッグに簡単に収納可能

Appleのフルサイズヘッドホンを機内持ち込み荷物に収めるために工夫を凝らさなければならないのは、私だけではないはずです。競合製品の多くは、もっと扱いやすいサイズに折りたたむことができますが、AppleのAirPods Maxはそれができません。

全体的に見て、AirPods Maxはヘッドフォンとしてはスリムでコンパクトです。Appleが次期モデルでイヤーカップのすぐ上にヒンジを追加したら、どれだけ小さくなるか想像してみてください。きっと、おいしいデルタ・ビスコフ・クッキーを入れるスペースが増えるはずです（ご存知の方ならお分かりでしょう）。

ヘッドフォンジャックだけ付けてください

これについて触れなければ、AirPods Max 2のウィッシュリストにはならないでしょう。BluetoothやLightningポートを使って音楽を聴く際、ほとんどの場合、問題に遭遇することはありません。しかし、ここ数回の旅行では、Lightning - 3.5mmジャックケーブルを持っていくのを忘れてしまいました。

空港の超高額家電量販店でケーブルかLightning-AUXアダプターが売っていれば問題ないのですが、残念ながら空港ではそういうのがいつも見当たりません。でも、私はヘッドフォンを2本持っていきます。Maxと、ポッドキャスト編集用のSennheiser HD 280 Proです。なので、有線ヘッドフォンが必要ならSennheiserで十分です。ただ、ノイズキャンセリング機能は諦めなければなりません。

Appleの最も高価なオーディオ製品でApple Musicのロスレスオーディオが聴けないのは、もはや議論の余地もありません。AppleがAirPods Max 2にAUXジャックを追加する「勇気」を持ってくれることを期待したいところです。

首にかけたときの快適性を向上させる

正直に言って、Maxを使い始めた時は驚きました。耳にかける時の快適さは今まで使った中で最高レベルですが、首にかける時は違和感がありました。今まで使ったヘッドホンの中で、これほど違和感を感じたことはありません。

フラットに回転させると、イヤーカップが首を締め付けてくる傾向があります。フラットに回転させないと、耳の周りの耳に違和感を感じます。以前、Astra A40を旅行に持っていったことがありますが、イヤーカップは回転させるだけで広がり、快適性が向上しました。このような機構は、Appleの次世代Air Pods Maxに追加されると良いでしょう。

ケースを捨てて電源ボタンを追加する

充電ケースがなくても、誰もが気にしないと言っても過言ではないでしょう。普段使いなら家に置いておいても問題ありませんが、長期旅行の場合はバッテリーを効率的に使いたいものです。また、飛行機の座席ポケットのスペースは限られているため、ケースを置く場所を探すのも面倒です。

シンプルなオン/オフスイッチがあれば、あのシリコンケースから解放されたのに。残念ながら、物理ボタン搭載のAirPods Max 2まで待たなければなりませんが、Appleが現行バージョンにソフトウェアで追加できない理由はないでしょう。

コントロールセンターのサウンド設定に隠したり、デジタルクラウンとノイズコントロールボタンを同時に押して有効にしたりできるかもしれません。飛行機での移動であれば、AirPods Maxのバッテリー駆動時間内で済む場合がほとんどです。バス、車、電車での移動であれば、バッテリーはより長持ちしますが、状況によっては充電設備へのアクセスが悪くなる可能性があります。

つまり、AppleのプレミアムAirPodsの次期モデルは今年発売されないと予想されます。ブルームバーグは昨年5月、同社がまだ第2世代の開発に着手していないと報じていました。願わくば、今年中に発表があることを期待したいところです。

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