米国特許商標庁は本日、Appleが出願した燃料電池システムの特許を公開しました。このシステムは、MacBookを外部電源なしで「数日、あるいは数週間」動作させることを目的とします。この特許が公開されたのは、Appleと提携していると噂されていた英国企業が、iPhone 6に燃料電池バッテリーを搭載し、1週間連続で電力供給することに成功した直後です。このプロジェクトについては、昨年の夏に初めて報じました。

この特許では「ポータブル コンピューティング デバイス」のみに言及していますが、テキストと図の両方で MagSafe について具体的に言及しており、問題のデバイスが MacBook であることを明確に示しています (Apple がこのシステムから離れていく可能性はありますが) … 

もちろん、ただで手に入るものなどありません。燃料電池システムでは、燃料が枯渇したら補充する必要があります。特許では、着脱式カートリッジに言及することでこの点に対処しています。Appleは、システムで使用する燃料については、選択肢を広く残しています。

燃料源は、水素化ホウ素ナトリウムと水、ケイ酸ナトリウムと水、水素化リチウムと水、水素化マグネシウムと水、水素化ホウ素リチウムと水、水素化アルミニウムリチウムと水、水素化アルミニウム、アミンボラン錯体、炭化水素、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素マグネシウム、水素化ホウ素マグネシウム-アミン錯体、圧縮水素ガス、および液体水素のうちの少なくとも 1 つを含む。

最も可能性の高い実装は、従来のバッテリーと燃料電池を組み合わせ、MacBook を通常の方法で充電し、ワイヤレスの長時間使用が必要な場合にのみ燃料電池電源に切り替えるというものです。

いつものことですが、Apple の特許のうち実際に製品化されるのはほんの一部に過ぎませんが、 これがそのうちの 1 つになることを心から願っています。

トップ画像: SlashGear

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