マイクロソフトは米国で Word の配布を差し止める命令に直面しているが、引き続き配布できるよう裁判所の許可を確保した。

マイクロソフトは8月18日、Officeスイートの主要要素であるWordの販売を禁じる仮差し止め命令の執行停止を求める申し立てを連邦巡回控訴裁判所に提出した。同社は、他社（i4i）が保有するXML処理に関する特許をマイクロソフトが故意に侵害したという判決に対し、控訴する権利を確保した。

レナード・デイビス判事は、マイクロソフトに対しi4iに2億4000万ドルの支払いを命じ、現行のWordソフトウェアの販売差し止め命令を発令した。この差し止め命令は、控訴審が完了するまで停止されている。

i4i は、Microsoft が Word 2003 にカスタム XML 処理の技術を組み込んだ際に、同社がその特許を故意に侵害し、中小企業の事業に重大な損害を与えたと主張している。

訴訟は継続中です。差し止め命令の執行停止命令はこちらからダウンロードしてください。

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