Appleは2022年初頭に5G対応の第3世代iPhone SEを発売すると噂されています。JPモルガンのアナリストによると、このスマートフォンは「10億人以上の非プレミアムAndroidユーザーを引き付ける可能性を秘めている」とのことです。

ロイターによると、JPモルガンのこの分析では、iPhone SE 3は「低価格から中価格のAndroidスマートフォン約14億台と、旧モデルのiPhoneユーザー約3億人」を引き付ける可能性があるという。

「アップルの非iPhone下取りプログラムは確かにiPhoneの下取り価格ほど魅力的ではないが、それでも5G対応iPhone SEの平均開始価格は269ドルから399ドルになる可能性があり、これは依然として非常に競争力がある」と、Refinitiv Eikonで推定精度が5つ星と評価されているアナリストのサミク・チャタジー氏は述べた。

JPモルガンは別のメモで、スマートフォン、テレビ、PCなど大半のハードウェア製品の需要が減退する一方で、5Gモデルなどの主要なアップグレードに対する消費者の需要は引き続き堅調で、供給面でも優先事項になると予想していると述べた。

これまでの噂では、iPhone SE 3は現在と同じフォームファクター、つまり2017年のiPhone 8と全く同じフォームファクターを採用すると予想されている。4.7インチのLCDディスプレイを搭載し、Appleアナリストのミンチー・クオ氏は、5Gサポートとは別に、この新しい携帯電話にはアップグレードされたプロセッサが搭載されると考えているが、それがiPhone 13のA15 Bionicチップになるのか、それともiPhone 12のA14 Bionicチップになるのかは不明だ。

JPモルガンのアナリストはまた、2022年度にはiPhone SEの販売台数が「3,000万台に増加し、iPhoneの年間出荷台数は前年より1,000万台多い2億5,000万台に達する」と予想している。

JPモルガンは第3世代のiPhone SEについて非常に楽観的であるように思われるが、レポートでは、5Gスマートフォン、特にiPhoneの購入を計画しているAndroidユーザーの巨大な市場をAppleが獲得するのにどれくらいの時間がかかるかについては触れていない。

iPhone SEはより手頃な価格の選択肢として知られていますが、Androidメーカーは5G対応のミッドレンジカテゴリーに力を入れています。モトローラ、サムスン、その他の中国メーカーは既に、非常に低価格なスマートフォンを発売しています。

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