YouTuber「Krazy Ken」が自身のComputer Clanチャンネルに動画を投稿し、初代ボンダイブルーのiMac G3の希少なプロトタイプを実際に触ってみました。このプロトタイプは、外観は似ているものの、出荷版とは大きく異なります。残念ながら、現在電源が入りませんが、Krazy Kenは他のテック系YouTuberと協力して修理し、使えるようにしようとしているとのことです。

このiMac G3のプロトタイプは、製品版とは異なるプラスチックを使用しています。はるかに滑らかです。ケン氏によると、これはおそらく、他のApple製品のプロトタイプでよく見られるように、プロトタイプ製作のコストを抑えるために使われた素材なのでしょう。CRT筐体の背面のプラスチックは、不透明ではなく完全に透明です。実際、オリジナルのiMac G3よりもiMac DVに似ています。

出荷されたiMac G3とは異なり、このプロトタイプのロジックボードは黄色です。オリジナルのiMac G3は緑色のロジックボードを搭載していました。他の多くのAppleプロトタイプは赤色のロジックボードを使用しているため、これは例外です。プロトタイプ内部には他にもいくつか異なるコンポーネントがあり、ケンが動画の中でそれらについて説明しています。このiMacプロトタイプは内部と背面ではかなり異なりますが、正面からはほぼ同じです。スピーカーのデザインとCDトレイも同じです。

このiMacのプロトタイプを動作させるため、ケンはMac84 YouTubeチャンネルのスティーブと協力する予定です。ケンは後日進捗状況を共有する予定ですので、90年代後半に作られた（うまくいけば）動作するiMacのプロトタイプをご覧になりたい方は、ぜひ彼のチャンネルに登録してください。

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