Appleは10月に開催された新型MacBook Proの発表イベントで、Microsoft Officeに今後数ヶ月以内にTouch Barの統合を提供すると発表しました。一般ユーザー向けのサポートはまだ準備が整っていませんが、Office Insiderベータプログラムでは現在、Touch Bar機能を含むアップデートがリリースされています（The Verge経由）。

Word、PowerPoint、Excel、Outlookには、テキストの書式設定、オブジェクトの並べ替え、その他のツールにすばやくアクセスできるTouch Bar機能が搭載されています。機能の概要については、以下をご覧ください。また、こちらからMac Office Insiderプログラムにご参加いただき、新しいバージョンを今すぐお試しください。

Microsoftは、Microsoft Office for MacのWord、PowerPoint、Excel、OutlookにTouch Barの統合機能を追加します。Wordでは、フォーカスモードに切り替えることで、メインディスプレイ上の不要な要素をすべて非表示にし、代わりに最もよく使用する書式設定オプションをTouch Barに表示できます。

見出しと段落のスタイルは Touch Bar ボタンとして事前にレンダリングされて表示されるため、テキストがどのように表示されるかを一目でプレビューできます。

PowerPointでは、Touch Barにミニチュアのスライドデッキが表示され、数回タップするだけでプレゼンテーション内を移動したり、順序を変更したりできます。また、「オブジェクトの並べ替え」ボタンをタップすると、スライドのすべての要素をグラフィカルに表示できます。

Touch Bar は、合計や平均といったよく使う関数をすぐに使えるようにすることで、Excel の数式作成を容易にします。Touch Bar のクイックアクションを使えば Outlook のメールのトリアージも簡単に行えます。また、Skype 通話時には、ビデオ切り替え、デスクトップ共有、大きな赤い切断ボタンなど、Touch Bar のカスタムビューも利用できます。

Touch Bar 統合を含む Microsoft Office のパブリックアップデートは、まもなく提供されます。現時点では Office Insider ベータプログラムのメンバーのみが利用可能ですが、プレリリースプールへの参加は比較的簡単です。当然ですが、Touch Bar 機能を利用するには 2016 MacBook Pro が必要です。

Apple の競合製品である iWork スイート (Pages、Keynote、Numbers) には、最初から Touch Bar サポートが組み込まれており、App Store から無料でダウンロードできます。

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