ウォーレン・バフェット率いる複合企業バークシャー・ハサウェイが2週間前にSECへの提出書類で明らかにした、数十億ドル規模のAAPL投資は、投資家の信頼回復に大きく貢献したようだ。 フォーチュン誌によると、AAPLの株価は開示以降9%上昇し、再び100ドルを超えた。

バフェット氏は株価にそのような影響を与える傾向がある。例えば、同社が2月にキンダー・モーガンへの出資を公表した際、株価は11%急騰した。 ここ数週間のアップル株の上昇は、バークシャー・ハサウェイの開示が一因であることは間違いない。

AAPLの株価は、同社の第2四半期決算発表でiPhoneの販売台数が前年同期比で大幅に減少したことが明らかになったことを受けて急落した。販売台数は5,110万台で、前年同期の6,110万台から18%減少した。

バフェット氏が長年AAPLに懐疑的だったこと、特に同じく億万長者の投資家カール・アイカーン氏がこの株を一切買わないと発言した直後だったことを考えると、バークシャーの投資は特に重要とみなされたのかもしれない。

AppleがiPhone 7を7,200万台から7,800万台ほど生産発注したというサプライチェーンの報道も、株価上昇を後押しした可能性が高い。以前の報道では、iPhone 7には魅力的な新機能がないため、iPhoneの売上はさらに落ち込む可能性があると示唆されていた。

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