今夏初め、Appleはトランプ政権に対し、新型Mac Proと一部のアクセサリに対する関税免除を正式に要請しました。トランプ大統領はツイートで、Mac Proの部品についてはAppleは免除されないと述べ、「米国で製造すれば関税はかからない！」と反論しました。しかし、新たな報道によると、AppleはMac Proの部品と一部のアクセサリに関する最近の10件の申請について関税免除を承認されたとのことです。

ブルームバーグの報道によると 、アップルが最近15件の関税適用除外要請を行った結果、10件が米国通商代表部（USTR）によって承認された。トランプ大統領は、アップルには適用除外は認められないとツイートして話題を呼んだが、その後「解決策を見つける」と述べ、「彼らはテキサスに工場を建設する計画を発表するだろう」と付け加えたと報じられている。

新型Mac Proが中国で製造されるというニュースが流れて以来（米国で製造されていた2013年モデルのMac Proからの変更）、Appleがテキサスに工場を建設する計画があるという兆候は何もなかった。

15件の関税免除要請には、トランプ大統領が今月10%から25%に引き上げた関税の対象になるはずだった製品が含まれている。この25%の関税は、10月15日に30%に引き上げられる予定だ。

一部のアップル製品は貿易戦争の打撃を受けているが、iPhoneは当初9月に発効予定だったが12月15日まで延期された10％の関税を免れた。

ブルームバーグは、これまでにどのMac ProのコンポーネントとAppleのアクセサリが関税免除の承認を受けているかについて、いくつかの詳細を入手した。

Mac Proの外装全体、Magic MouseとMagic Trackpad、および一部の主要な内部部品に対する関税軽減の要請は承認されたが、ホイールやその他の部品に対する要請は依然としてUSTRによる実質的な審査中である。

Apple 社がこのような要求をする理由は、「Apple 社が独自に設計したこのコンポーネントを入手可能な他のソースがない」ためだ。

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