Adr-studio.it による Apple テレビのモックアップ

ソニーのハワード・ストリンガーCEOは最近のインタビューで、アップルがテレビの開発に取り組んでいることに「疑いはない」と述べ、同社もいくつかの計画を秘めていることを示唆した。

過去5年間、スティーブ・ジョブズに対抗できるプラットフォームの構築に取り組んできました。そしてついに完成し、いよいよローンチです。

さて、その計画はついに実現しました。 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、 ソニーのケーブルテレビ分野への進出を詳細に報じました。ユビキタスなIPプロトコルを介して、より手頃な価格のエンターテイメントコンテンツをデバイスに提供することで、ケーブルテレビや衛星放送事業者を時代遅れにすることを目指すストリーミングサービスです。確かに、ソニーは既にPlayStation Network経由でハリウッドのエンターテイメントをストリーミング配信していますが、これは全く別の話です。

ソニーは独自の映画・テレビスタジオを所有しているものの、米国では大手テレビチャンネルを保有していないため、他国でテレビチャンネルを探さざるを得ない状況にある。事情に詳しい関係者によると、同社は米国でサードパーティのテレビ番組をウェブ経由で配信する権利を交渉中とのことだ。

しかし、協議に詳しい人物の１人は、ソニーはケーブルテレビが提供しているのと同じバンドルを再現するつもりはなく、ケーブルテレビ会社から料金をもらうのに苦労している小規模なニッチチャンネルから始めるかもしれないと語った。

コンテンツは、米国の家庭に設置されている1,810万台のPlayStation 3に加え、ネットワーク接続されたHDTVやBlu-rayプレーヤーにもストリーミング配信される。ソニーはコムキャスト傘下のNBCユニバーサル、ディスカバー・コミュニケーションズ、ニューズ・コーポレーションと交渉中と報じられているが、ソニーはこれらの企業よりも価格を抑えたいと考えているため、この合意は確実ではない。ケーブルテレビ事業から撤退していることを考えると、ソニーが失うものは何もないのは明らかだ。もう一つの大きな障害は、米国のインターネットプロバイダーが課している帯域幅制限だ。

ソニーはGoogle TVで今のところあまり成功しておらず、ストリンガー氏は「我々が製造するすべてのテレビは赤字だ」と断言している。もちろん、AppleはSiriとApple TVの機能を内蔵した本格的なテレビを開発中で、2012年には推定1000億ドル規模に達するとされるHDTV市場への進出を目指していると噂されており、アナリストたちは大いに喜んでいる。このプロジェクトはiTunesの開発者ジェフ・ロビン氏が率いるとされている。

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