Appleは、今週金曜日（1月13日）、中国およびその他21市場でiPhoneを発売する予定です。現時点では、中国第2位の携帯電話事業者であり、現在中国で唯一のiPhoneプロバイダーであるChina Unicom（中国聯通）でのみ発売されることが確認されています。しかし、中国の情報機関ウェブサイト（ウォール・ストリート・ジャーナル経由）の新たな報道によると、iPhoneは中国第3位の加入者数を誇る携帯電話事業者であるChina Telecom（中国電信）での使用に必要な承認を中国無線管理局（CRA）から取得したとのことです。

報道によると、このデバイスのモデル番号はA1387とのみ記載されていましたが、ネットワーク互換性については「CDMA-2000」と記載されていました。これは中国電信が使用している技術であり、中国聯通のものではありません。また、新モデルは「WCDMA」をサポートすると記載されており、Appleが中国聯通と中国電信の両方のネットワークで動作するデバイスをリリースする可能性があると示唆しています。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、 Appleが必要な承認プロセスを数週間以内に完了する可能性があると報じました。

ウェブサイトではこの携帯電話の型番はA1387のみで特定されていますが、中国電信が採用している第3世代移動通信技術「CDMA-2000」に対応しているとのことです。月曜日に中国電信に電話で連絡を取った担当者は、この端末が承認されたことを確認しました…もしAppleが実際に通常の規制手続きを進めているのであれば、手続きは数週間で完了する可能性があります。

ブルームバーグの報道によると、中国聯通が今週金曜日にiPhone 4Sを独占発売することを予想し、中国電信株は3.9%下落し、4.21香港ドルで取引を終えた（10月28日以来の最大の下落率）。

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