英国に拠点を置く消費者テスト機関 Which?は、自社のテストでiPhone 7のバッテリー寿命が現行の主力スマートフォンの中で最も短いことが分かったと発表した。

Which? のテストで、iPhone 7のバッテリーは3大ライバル機種ほど長持ちしないことが明らかになりました。 通話とウェブ閲覧時のiPhone 7のバッテリー持続時間を、Androidの主要ライバル機種であるSamsung Galaxy S7、HTC 10、LG G5と比較したところ、結果は驚くべきものでした。

この組織は、よりカジュアルな比較を悩ませる可能性のある多くの変数を排除するように設計された非常に科学的なテストを使用しているため、高く評価されています…

公平性を保つため、バッテリー駆動時間は独自の携帯電話ネットワークシミュレーターを用いてテストしています。これにより、各テストで信号強度が一定であることが保証されます。これは、電波状況が悪いと携帯電話がより多くの電力を消費するため重要です。また、すべての携帯電話の画面の明るさを同じレベルに設定しています。

モバイルデータ通信を使ったウェブブラウジングでは、大きな差は見られませんでした。HTC 10は790分連続使用でき、最高のパフォーマンスを発揮しました。iPhone 7は615分と最悪でしたが、LG G5の640分やSamsung Galaxy S7の677分と比べてもそれほど劣っていません。

しかし、通話時間には大きな差がありました。3位のSamsung Galaxy S7は1492分を記録したのに対し、iPhone 7はわずか712分でした。

しかし、これにはかなり明白な理由があります。4.7インチのiPhone 7はテストした端末の中で最も小さく、バッテリーも小さいということです。実際、  Which? が指摘しているように、バッテリー駆動時間の結果はバッテリーの物理的なサイズとほぼ一致していました。しかし、スペックで購入を検討する人にとって、この数字は依然として目を引くものであり、バッテリー駆動時間を延ばすためにiPhoneをわずかに厚くした方が良いと考える人々にとって、これはむしろ支持材料となるでしょう。

ビジネスインサイダー経由

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