アップル社と、アップル社のCEOであるスティーブ・ジョブズ氏を含む同社の役員および取締役らは、同社に対するストックオプションのバックデート訴訟を解決するため1,400万ドルの合意に達した。

アップルは、連邦訴訟の原告に対し、訴訟費用として730万ドルと30万ドルを支払うことに同意したほか、原告に対し訴訟費用として120万ドルと追加経費として5万ドルを支払うことに同意した。

Legal Week によると、同社は「一定の企業統治の変更」にも同意したという。

和解はまだ確定していないが、裁判官は暫定承認を与え、10月31日に最終和解審問を行うことを宣言した。

原告らは、この和解は「非常に有利な金銭的回復をもたらす」と述べた。原告らは、訴訟継続の費用があまりにも高額だったため、自らの主張に正当性があると信じていたにもかかわらず、和解に同意したと述べている。

この合意により、アップルに対して起こされていた連邦派生訴訟14件と州派生訴訟5件は終結したが、アップルはいかなる責任も認めていない。

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