Appleは火曜日に新型iPad AirとiPad Proを発表しました。両機種の興味深い点は、セルラーモデルがeSIMのみに対応し、SIMカードトレイが廃止されたことです。eSIMのみのiPhoneは米国でのみ販売されていますが、AppleはeSIMのみのiPadを世界中で販売する予定です。これは、近い将来iPhoneに何が起こるかを示唆しているのかもしれません。

世界の他の地域でも、eSIMのみのiPhoneがまもなく発売されるかもしれない

昨日お伝えした通り、新型M2 iPad AirとM4 iPad ProのCellularモデルは、物理SIMカードとの互換性がなくなりました。この情報はAppleのウェブサイトでも確認されています。

米国のiPhoneユーザーは、Appleが2022年にすべてのiPhone 14モデルからSIMトレイを取り除いたため、物理的なSIMカードがないことにすでに慣れているかもしれません。ただし、他の国でiPhoneを購入すると、SIMカードトレイが付属しています。これはおそらく、eSIMがまだ多くの国でそれほど普及していないためです。

しかし、新しいiPadは話が別です。eSIM専用モデルは米国だけでなく、世界中で販売されています。中国でもSIMトレイ付きのiPadは販売されません（ほとんどの通信事業者が中国ではeSIMをサポートしていないため、Appleは中国向けにデュアルSIMのiPhoneを製造しました）。iPadはiPhoneほど人気はありませんが、eSIM専用モデルを世界各国で販売するのは間違いなく大胆な動きです。

Apple が最初の eSIM 専用 iPhone を発表してから約 2 年が経過しているため、世界中の多くの通信事業者は eSIM サポートを実装する時間がありました。

これらすべてを考慮すると、Appleが今年後半に発売されるiPhone 16を皮切りに、eSIMのみに対応したiPhoneを世界各国に展開する計画を持っている可能性は容易に想像できます。昨年、Appleがヨーロッパで販売されるiPhone 15モデルからSIMトレイを廃止するという噂がありましたが、これは実現しませんでした。

iPhoneの物理SIMカードの終焉に、世界はもう準備ができていると思いますか？ぜひ下のコメント欄でご意見をお聞かせください。

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