

本日、Apple、Google、Amazon などの大手企業によって開発されたモノのインターネット (IoT) 標準である Matter がバージョン 1.3 に更新されました。
このリリースでは、EV 充電器、キッチン家電、ランドリー家電など、多数の新しいデバイス タイプのサポートが導入され、エネルギー追跡、テレビ機能のアップグレードなどの機能強化も追加されています。
新しいデバイスカテゴリがサポートされました
2022年後半のリリース以来、Matterは2年ごとのアップデートで、主に新しいデバイスタイプを標準規格に追加することに重点を置いてきました。これにより、デバイスメーカーはMatterを新製品および既存製品に実装できるようになります。Matter 1.3もこのリリース傾向を継続し、サポート対象デバイスのリストを以下の通り拡張しました。
- 電気自動車充電器
- 洗濯乾燥機
- 電子レンジ
- オーブン
- 調理台
- 換気フード
- 漏れ・凍結検知器
- 雨センサー
- 水バルブ
これらの追加機能はバージョン 1.2 で導入された重要なデバイス拡張を補完するもので、Matter は標準の HomeKit 認定で利用可能なデバイス タイプの全範囲をカバーすることにますます近づいています。
Matter 1.3 では、新しいデバイス カテゴリに加えて、エネルギー追跡も可能になるため、サポートされている Matter デバイスを使用して昼夜を問わずエネルギーの使用状況をより適切に把握できます。
Matter ではシーンもサポートされるようになったため、デバイスをさまざまなシーンに設定してアクションをまとめて実行し、ホームの制御を簡素化できます。
最後に、今回のリリースでは、インターネット接続されたテレビデバイスでできることがさらに広がりました。プッシュ通知を設定すれば、洗濯物が乾いたことを知らせるなど、他のMatterデバイスのアクションに関する最新情報を受け取ることができます。テレビアプリ向けの新しいインタラクティブオプション、検索機能の改善、キャストの初期化など、様々な機能が追加されています。
Appleと他のアライアンスメンバーがMatterの能力を継続的に発展させているのは喜ばしいことです。未来に向けたオープンスタンダードが真に成功するには、継続的な拡張が必要ですが、Matterはまさにその道を着実に歩んでいるようです。
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