
本日の Logic Pro X のバージョン 10.3 へのアップデートに加えて、iOS 版 GarageBand も Logic との統合、刷新されたデザイン、およびいくつかの新機能を導入するアップデートを受けています。
おそらく最も注目すべきは、iPhone および iPad 用の GarageBand バージョン 2.2 で、 Camel Audio の買収によって獲得し、昨年の夏に初めてLogic に統合されたAlchemy 仮想シンセのモバイル バージョンが導入されたことです。
新しい録音機能 |
新しいアプリでまず目につくのは、サウンドブラウザ(バーチャルインストゥルメントを切り替えられるカルーセル)が再設計され、整理整頓が図られていることです。2.2ではマルチテイク録音が可能になり、録音機能がさらに強化されました。Logicと同様に、録音を続けるだけで複数のテイクが自動的にフォルダに整理され、後で試聴や編集作業に便利です。
再設計されたオーディオレコーダーでは、ピッチ補正、ディストーション、ディレイなどのエフェクトにワンタップでアクセスできます。さらに、画面横からスライド表示される新しいFXパネル(!)には、Logic Proユーザーにはお馴染みのビジュアルEQが搭載されています。他にもApple製のエフェクトが用意されており、Audio Units経由でインストールした新しいエフェクトも表示されます。
このリリースでは、新しい録音機能に加え、Logic Pro Xとの連携も実現しました。Logicユーザーの方は、本日リリースの10.3で追加された新しい共有オプションを使用して、セッション全体を単一のリファレンストラックとしてGarageBandに送信できます。つまり、スタジオからモバイルへと移動した場合でも、いつでもGarageBandでLogicセッションの作業を簡単に続けることができます。GarageBandでトラックを追加したり編集したりすると、すべてiCloudに保存され、Logicセッションに同期されます。
錬金術
2015年、Appleは、エレクトロニックミュージックのプロデューサーの間で定番となっている大人気バーチャルシンセ「Alchemy」を開発するCamel Audioを買収しました。同社はAppleのLogicチームに加わり、昨年8月のアップデートで無料バンドルされたLogic Pro Xに、再設計されたAlchemyを統合しました。そして今、チームは人気シンセ「Alchemy」のモバイル版を開発しました。これは、150種類のパッチと、Logicに付属するオリジナルデスクトップ版のすべての機能と音質を備えた、本格的な移植版と言われています。
更新された UI と新機能の一部は以下のビデオでご覧いただけます。
iPhone および iPad 用の GarageBand 2.2 が、無料アップデートとして本日 App Store に登場します。
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