AppleはWWDC基調講演で、AirPodsの機能に専用のセクションを設けました。これには、2組のAirPodsで同じオーディオを共有する機能や、Siriがメッセージを受信すると自動的に読み上げる機能などが含まれます。Powerbeats Proユーザーの中には、自分たちが取り残されているのではないかと懸念する人もいました。

イベントのプレゼンテーションやオンラインの iOS 13 プレビュー ページでは、これらの機能について AirPods が具体的に言及されています。

現在のiOS 13ベータ版でも、「Siriでメッセージを読み上げる」機能には「AirPodsが接続されると、Siriが着信メッセージを読み上げます」というサブタイトルが付けられています。

Apple のオンライン マーケティングでは、これらの機能を AirPods 独自のものとして明確に位置づけています。

しかし、情報筋によると、Powerbeats Proはこれらの機能を確実にサポートする予定です。最初の開発者向けシードでは互換性に問題が見られますが、秋にiOS 13がすべてのAppleユーザーにリリースされる頃には、Powerbeats Proはこれらの機能を完全にサポートする予定です。

AirPodsとPowerbeats Proは同じH1チップを搭載しているので、当然のことですが、Powerbeatsユーザーからは、自分たちが対象外になるのではないかと懸念する声が上がっていました。ご安心ください。AppleのH1ヘッドホンはすべてサポートされます。

AppleのAirPodsは、量販市場初の完全ワイヤレスヘッドホンとして、市場で絶大な人気を博しました。同社は3月に、バッテリー駆動時間の向上とHey Siri対応など、スペックを強化した「AirPods 2」を発売しました。AppleのBeats部門は先月、完全ワイヤレス市場への参入となるPowerbeats Proを発表しました。

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