

Appleが質の高いオリジナルコンテンツの制作に本腰を入れる中、同社はその拠点として西ロサンゼルスに新たな制作本部を設立することを検討していると報じられている。不動産ウェブサイト 「The Real Deal」 は今週、AppleがカルバーシティにあるBeats本社のすぐ近くにある8万5000平方フィートのスペースを借りたいと考えていると報じた。
関係者によると、同社はカルバーシティ近郊のジェファーソン大通り西5500番地にあるハックマン・キャピタル・パートナーズが所有する8万5000平方フィートのクリエイティブオフィス開発物件の全てを賃借する交渉を行っている。エクスポラインのラ・シエンガ駅に近いこのスペースは、制作会社として利用される予定だ。
CBREのジェフ・ピオン氏(リスティング・ブローカー)はコメントを控えた。関係者によると、アップルの代理人はサヴィルズ・スタッドリーだが、同社の担当者は問い合わせを断った。ハックマン氏にも連絡が取れなかった。
Real Deal によると、この施設は年間 383 万ドルで、来年初めには入居可能になる予定で、ちょうど Apple が報道されている 10 億ドルの予算をオリジナル コンテンツに費やし始める時期になるという。
アップルがオリジナルコンテンツチームのためにこのスペースを借りることになった場合、Beats本社を拠点とするApple Musicチームはわずか1.2マイル(約1.9キロメートル)の距離に位置することになる。(アップルの両主要キャンパスは、クパチーノの北約350マイル(約560キロメートル)に位置している。)
これまで、 Planet of the Apps、Carpool Karaoke、 いくつかの音楽ドキュメンタリーなどのAppleのオリジナルコンテンツがApple Musicサブスクリプションを通じてリリースされてきたが、Appleのオリジナルコンテンツの将来は、最初のいくつかの番組よりもさらに音楽関連が少なくなると思われる。
例えば、Appleはスティーブン・スピルバーグ監督の SFシリーズ「アメイジング・ストーリーズ 」のリブートで契約を結んだと報じられている。また、ソニー・テレビジョンのベテラン、ジェイミー・エーリヒトとザック・ヴァン・アンバーグは、 「ゲーム・オブ・スローンズ」風のシリアスなドラマを制作する計画があると報じられている。Appleは、この新たな取り組みの一環として、来年少なくとも10本の新シリーズを支援すると予想されている。
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