昨年、AppleのiAdでパブリッシャーパートナーシップ担当ディレクターを務め、2009年に2億7500万ドルで買収したQuattro Wirelessの共同創業者でもあるラース・オルブライト氏が、報酬型広告会社「SessionM」を設立するためにAppleを去るという報道がありました。ラース・オルブライト氏は、最近Appleを去った多くのiAd幹部の一人です。モバイル広告担当副社長のアンディ・ミラー氏は昨年退社し、シニアマネージャーのマイク・オウ氏は今月AdColonyで新たな役職に就くために退社しました。オルブライト氏がAppleを去り、他の広告会社で働くことにした動機について知りたい方のために、オルブライト氏は本日BusinessInsiderのインタビューで、 SessionMがiAdよりも優位に立つ理由について語っています。

しかしオルブライト氏は異議を唱える。「iAdやミレニアルメディアの延長線上にある。バナー広告に取って代わるものではない」。むしろ、SessionMのリワード広告は、ユーザーが既にアプリを操作している段階で、自然な休憩（レベル間のリロードなど）を取ったタイミングでユーザーにリーチするのだ、と彼は主張する。

同氏によると、これは iAd 環境で提供されるタイプのモバイル ディスプレイ バナーの主な問題を解決するものである。つまり、iAd がトリガーするブランド コンテンツは信じられないほど豊富である可能性があるが、ユーザーがそれを生成するためにクリックしなければならない最初の iAd バナーのサイズが小さく魅力に欠けるという制限がある。

「限界は入り口にある」とオルブライト氏は自らが開拓したメディアについて語る。「エンゲージメントも得られないし、報酬も得られない」

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