新たな調査によれば、アップルのiPhone 3Gは年末までに米国のタッチスクリーン搭載携帯電話市場の35％を占めるだろうという。

ストラテジー・アナリティクスのアナリスト、ボニー・ジョイ氏は、「2008年1月から12月にかけて米国で販売されるタッチスクリーン搭載携帯電話1,810万台のうち、Apple iPhoneは630万台を占めると予測しており、市場シェアは35%と驚異的な数字です。7月11日に発売される3G対応iPhone 2.0は、大幅な補助金が出たことで、今年後半にはタッチスクリーン搭載携帯電話の売上が急増すると予想しています」と述べています。

ストラテジー・アナリティクスのディレクター、ニール・マウストン氏は、「Appleは現在、強力な立場にありますが、ライバルたちも現状に甘んじているわけではありません。SamsungとLGは既にInstinctやVoyagerといった人気タッチスクリーンモデルを多数展開しており、BlackberryとNokiaも今後数ヶ月以内にThunderやTubeといった独自の製品ポートフォリオを発売する予定です。明らかに競争は激化しており、2009年のAppleにとって35%の市場シェアを維持することが大きな課題となるでしょう」と付け加えました。

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