
2015年9月~2016年12月「テックサミット」の2つのストーリー
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ティム・クック氏と他のトップITリーダーは12月14日にトランプタワーで開催されるサミットに向かったと報じられている。
2016年12月11日午前11時39分(太平洋標準時)

先週、USAトゥデイは、ドナルド・トランプ次期大統領が12月14日にマンハッタンのトランプタワーで開催されるサミットにトップテクノロジーリーダーたちを招待したと報じる記事を掲載した。伝えられるところによると、招待状はトランプ氏の選挙対策本部長のラインス・プリーバス氏、義理の息子のジャレッド・クシュナー氏、そして政権移行アドバイザーのピーター・ティール氏から送られたという。
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オバマ大統領が輸入制限を警告する中、ティム・クック氏を含むテックリーダーらが中国国家主席と会談
AppleのCEO、ティム・クック氏は、シアトル訪問中に中国の習近平国家主席と会談した多数のテクノロジー企業リーダーの一人です。習近平国家主席は、オバマ大統領に対し中国への輸入制限措置をちらつかせないよう説得するため、米国のテクノロジー企業の協力を得ようとしていると見られています。オバマ大統領は、中国企業によるハッキングや知的財産の窃盗を理由に、この措置をちらつかせていました。
米国の知的財産窃盗に関する委員会が今年初めに発表した報告書 ( WSJ経由)によると、知的財産窃盗は年間3000億ドルに上り、その多くは米国企業のシステムをハッキングすることで実行されたという。
習近平国家主席は、製造拠点として、そして成長市場として、アメリカのテクノロジー企業と中国との相互依存関係を強調したいと考えているようだ。Appleにとって中国はすでにヨーロッパよりも大きな市場であり、第3四半期の決算発表で売上高が112%増加したと報告しており、アメリカを追い抜く勢いを見せている。
出席した他のテクノロジー企業のCEOには、 フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏、IBMのジニー・ロメッティ氏、インテルのブライアン・クルザニッチ氏、マイクロソフトのサティタ・ナデラ氏、クアルコムのスティーブン・モレンコフ氏などがいる。
写真:プール/ゲッティイメージズ