Algoriddimは本日、iPadとiPhone向けの人気アプリ「djay」の大型アップデートをリリースしました。djay Pro AIの目玉となる新機能は「Neural Mix」で、DJが複数のトラックから特定の要素をリアルタイムで分離、再生、リミックスできるようになります。

Algoriddim は、Core ML を使用して新しい djay Pro AI 機能をゼロから構築し、iPad Pro の A12Z Bionic プロセッサを活用しています。

Core MLを駆使してゼロから構築されたdjay Pro AIは、Apple Bionicチップを最大限に活用し、音楽をリアルタイムで再生できる初の音楽アプリです。Neural Mix™は、超低レイテンシー、クリアな音質、そしてサンプル精度のシーク、スクラッチ、タイムストレッチを実現します。Apple Bionicチップ上のディープ畳み込みネットワークを通して毎秒数百万フレームのオーディオ処理を行い、高解像度のマルチトラック波形とビデオをリアルタイムでレンダリングすることで、これらを実現します。

ボーカル、ビート、楽器などの要素をリアルタイムで自動的に分離、再生、リミックスできる Neural Mix の主力機能に加えて、djay Pro AI には次の 4 つの新機能が搭載されています。

• インテリジェントな自動ミキシング– Automix AIは、楽曲のリズムパターンと最適なイントロ／アウトロセクションを識別し、最適なフェードの長さを計算し、EQとフィルターのパラメータ変更を自動で適用してシームレスなトランジションを実現します。ゆったりとくつろぎながら、シームレスな自動ミックスを聴きたいユーザーに最適です。
• Neural Mix™ トランジション– 2 つの曲の音楽コンポーネントのペアを個別にクロスフェードし、ボーカルやハーモニーがぶつかることなく、トランジション全体にわたって一定のペースとエネルギーが維持されます。
• DJ ハードウェアの互換性– djay Pro AI は幅広い MIDI コントローラーとすぐに連携し、DJ ハードウェア コントロールに割り当てることができる 30 を超える新しい MIDI マップ可能な Neural Mix™ コマンドを提供します。
• UIの刷新– 綿密に調整されたユーザーインターフェースにより、AIミュージックの新機能を直感的に操作できます。新たに搭載されたフルスクリーン表示では、トラックごとにドラム、ハーモニクス、ボーカルの各コンポーネントの波形を並べて操作できます。

以下の短いビデオで、Algoriddim が新機能のために実装した「直感的なスライダーとコントロール」を備えたクリーンな UI を確認してください。

Algoriddim は、djay Pro AI を最大限に活用するために、少なくとも A12 チップを搭載した iPad または iPhone (iPhone XS 以降、2018 iPad Pro 以降、iPad Air 第 3 世代、iPad mini 第 5 世代など) の使用を推奨していますが、古いデバイスでも動作します。

iPhone および iPad 用の djay は App Store から無料でダウンロードできますが、djay Pro AI および Neural Mix を含む完全な機能セットは月額 4.99 ドルのアプリ内購入で提供されます (7 日間の試用版あり)。

djay Pro AI の詳細については、アプリのランディング ページをご覧ください。Neural Mix の詳細については、こちらをご覧ください。

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