サムスンは今月初め、第2四半期の業績が「あまり良くない」と警告していたが、本日、2014年第2四半期の業績予想を発表した。韓国のサムスンは営業利益が71億ドル（7兆2000億ウォン）となり、アナリスト予想の80億ドル（8兆1000億ウォン）を下回った。これは前年同期比24%の減少となる（ブルームバーグより）。

サムスンのモバイル・通信部門は、売上高31兆ウォンに対し、営業利益5.1兆ウォンを見込んでいる。サムスンは、ウォン高の影響は限定的ながら、今四半期の収益改善を見込んでいると述べている。第2四半期の業績低迷は、韓国ウォンが米ドルおよびユーロに対して上昇したことが原因だとサムスンは説明している。

スマートフォン出荷台数に関して言えば、サムスンは第2四半期に7,800万台を出荷しました。これは、第1四半期の8,750万台を大きく下回る数字です。多くのアナリストは、出荷台数の減少は、サムスンがXiaomiやLenovoといった中国のライバル企業との「差別化」に失敗したことが大きな要因だと考えています。もちろん、これはAppleがハイエンドの顧客を奪ったことに加えて、大きな要因です。サムスンは第2四半期について、競争の激化により、中低価格帯のスマートフォンの販売が低迷したと述べています。

しかしサムスンは、フラッグシップモデルのGalaxy S5がこれまで発売したどのスマートフォンよりも速いペースで売れており、発売後25日間で1,000万台を売り上げていると指摘している。Appleは7月22日に第3四半期決算を発表する予定だ。

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