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ピクサーがメインスタジオビルをスティーブ・ジョブズにちなんで命名
2012年11月6日午後5時42分(太平洋標準時)
PixarTimesが報じているように、ピクサーの従業員が上の写真をツイートしました。この写真は、スティーブ・ジョブズを偲んで新たに命名されたピクサー本社ビルの入り口と思われるものです。ウォルター・アイザックソンによる伝記「スティーブ・ジョブズ」でも最近言及されているように、ジョブズはピクサーのCEOとして、ビルの設計にも大きな役割を果たしました。ピクサーは最近、最新アニメ映画「メリダとおそろしの森」のエンドクレジットでジョブズの会社への貢献を称えましたが、ビルの命名は明らかに、会社設立に貢献した人物へのより永続的な敬意を表しています。OfficeSnapshotsには、ピクサー本社ビルの建設におけるジョブズの役割について詳細な説明があり、その多くは伝記に記載されています(以下、抜粋)。
ジョブズの最近の伝記によると、本社は「出会いと予期せぬコラボレーションを促進する」場所となるはずだった。…ジョブズは時の試練に耐えうるキャンパスを目指していた。ピクサーの施設責任者であるトム・カーライル氏は、「彼は、波形金属の外壁やリボン状の窓があるような、ありきたりなオフィスパークのような建物は望んでいませんでした。建物は100年後も美しく見えるものでなければなりませんでした。それが彼の最大の基準でした」と付け加えた。
ピクサーのキャンパス設計は当初、従業員の専門分野ごとに別々の建物に分かれていました。コンピューターサイエンティスト用、アニメーター用、そしてその他すべての従業員用の建物です。しかし、ジョブズはこうした計画外のコラボレーションを熱心に受け入れていたため、こうした出会いが生まれるようなキャンパスを構想し、キャンパスの中心となる大きなアトリウム空間を設計に盛り込みました。
『Mr.インクレディブル』や『レミーのおいしいレストラン』の監督、ブラッド・バードは、この空間についてこう語った。「アトリウムは一見、無駄な空間のように見えるかもしれません…しかしスティーブは、人々が出会ったり、目が合ったりすると、何かが起こることに気づいたのです。」
そして、それはうまくいったのだろうか?「スティーブの理論は初日から効果を発揮しました」とピクサーの最高クリエイティブ責任者、ジョン・ラセターは語った。「これほどコラボレーションと創造性を促進する建物は見たことがありません。」
[ツイート http://twitter.com/ijunns/status/265678354794037249/photo/1]