フィリップ・エルマー＝デウィット氏はフォーチュン誌のブログで、パイパー・ジャフレーのAppleアナリスト、ジーン・マンスター氏が先週サンフランシスコで開催されたAppleの年次開発者会議で実施した調査結果を紹介しました。マンスター氏はこの調査結果を、Androidがまだ普及していなかった2008年に実施された同様の調査結果と比較しました。今年の会議に出席した45人のiOS開発者（WWDC 2008では20人の開発者に調査を行いました）に話を聞いたマンスター氏は、月曜日に顧客向けのメモで、回答者のわずか7%しかMacアプリを開発していないと指摘しました。これは2008年の50%から大幅に減少しており、AppleのモバイルOSへの支持が高まっていることを示しています。Appleは会議の名称をiWWDCに変更すべきでしょうか？続きはページをめくってご覧ください。

Apple以外のプラットフォームに関しては、調査対象となったiOS開発者のほぼ半数（47%）がAndroidアプリを開発しており、3分の1以上（36%）がResearch In MotionのBlackBerry向けに開発を行っています。MicrosoftのWindows Phone 7とHewlett-PackardのwebOSは開発者からあまり支持されておらず、それぞれ13%と7%しかサポートしていません。さらに悪いことに、将来的に成長が見込まれるプラットフォームを一つ挙げるよう求められた際、RIMとHPの名前を挙げた開発者は一人もいませんでした。

すべてはiOSとAndroidの二大巨頭に集約されています。51%がiOSが最も将来的な成長の可能性が高く、40%がAndroidを高く評価しています（Windows Phoneはこの質問で9%の回答を得ました）。また、iOS専用に開発している開発者が36%に上り、2008年の30%から増加している点も興味深いところです。Symbian向け開発は4%でした。iOS開発者全員が、開発の容易さと収益化のしやすさにおいてAppleのプラットフォームが最適だと回答しています。アプリの却下について尋ねたところ、38%がApp Storeに対する最大の不満としてAppleの厳しい制限を挙げましたが、承認プロセス自体に不満を抱いているのはわずか11%、つまり10人に1人でした。

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