Appleは初めて、発売日にインド製のiPhone新モデルを販売します（Bloombergより）。つまり、9月22日に購入するiPhone 15はインドで製造された可能性があり、これはAppleの世界的なサプライチェーン基盤が中国以外の地域にも拡大する大きな一歩を踏み出していることを示しています。

アップルはしばらくの間インドでiPhoneを製造してきたが、生産スケジュールはフォックスコンなど中国にある長年の「主要な」iPhone組み立て施設に比べて遅れていた。

数年前、インド製iPhoneモデルが9月に発売されてからサプライチェーンに入り始めるまでには6ヶ月かかることもありました。この差は徐々に縮まり、昨年はインド製のiPhone 14モデルはわずか6～8週間遅れでした。

つまり、iPhone 15は、インドで製造された最新世代のAppleデバイスが発売日に販売される初めてのケースとなります。インドでのiPhone 15の増産は8月初旬に開始されました。

iPhone 15とiPhone 15 Plusはインドの工場で製造されています。しかし、Appleは最高級モデルであるiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの組み立てを依然として中国に依存しているようです。

それでも、発売時にインド製のiPhone 15が入手可能であることは、Appleが製造における中国への依存を減らすという長期計画において重要な一歩です。現在、インドのAppleサプライヤーは、世界で製造されるiPhoneの総数の約7%を生産しています。

Appleは本日午前10時（太平洋時間）に開催される9月のメディアイベントで、iPhone 15を正式に発表します。発表内容の詳細は9to5Macで随時お伝えしますので、どうぞお楽しみに。

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