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レビュー:Martian WatchesのBluetooth 4.0対応スマートウォッチ「Passport」
2013年1月14日午後1時59分(太平洋標準時)

http://www.youtube.com/watch?v=2BtEfpR-vGw&feature=youtu.be
今年のCESでは、Bluetooth対応のスマートウォッチが数多く展示されていました。私たちは、今月後半に8万人以上の支援者に向けて出荷が開始される予定の電子ペーパーウォッチ「Pebble」の公式プレス発表会に参加しました。また、Martian Watches、CooKoo、I'mWatchなど、iPhoneやその他のモバイルデバイスと連携して使えるように設計された他の時計もいくつか見かけました。これまでは、Kickstarterで1000万ドルの資金を調達したPebbleが有力候補と目されていました。Appleが独自のスマートウォッチの開発に関心を持っているという噂もありますが、CESが何らかの兆候を示しているとすれば、2013年にはスマートウォッチに関するニュースがさらに多く聞かれることになるでしょう。過去 1 週間半にわたり、私はこうしたスマートウォッチの 1 つ、Martian Watches の Bluetooth 4.0「Passport」をテストする機会がありました。
まず最初に注目すべき点をいくつか挙げましょう。まず、大型ディスプレイを搭載するPebbleやI'm Watchとは異なり、Martian Watchesは音声コマンドに重点を置いています。平均的なiPhoneユーザーが日常的に使用するスマートウォッチは、iPod nanoのようなタッチスクリーンを採用すべきか、それともより伝統的な時計のデザインを採用すべきか、議論があります。Martian Watchesは後者を採用していますが、96×16ピクセルの小型OLEDディスプレイを搭載し、通知の表示や着信メッセージや通話のテキストスクロールが可能です。
Pebbleをはじめとするスマートウォッチメーカーは、小型のタッチ対応ディスプレイで動作するサードパーティ製アプリのエコシステム構築を目指していますが、Martian Watchの真価は音声コマンドにあります。つまり、iPhoneユーザーの場合、手首から直接Siriを起動・操作できるようになるということです。また、Siriの進化や機能追加に伴い、Martian Watchも進化していくことになります。しかし、Martian WatchはSiri以外の機能も搭載しており、市場に出回っている他のBluetoothスマートウォッチの真のライバルとなるでしょう。
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