Appleは本日、いわば新しいブラウザを発表しました。Safari Technology Previewと呼ばれるこのブラウザは、開発者が将来のウェブ技術や新機能をテスト・実験できるように設計されています。これは、正式リリースに先駆けて開発中のウェブ技術を開発者が試用できるGoogle Chrome Canaryに似ています。アプリには、新しい紫色のアイコンも搭載されています。

AppleはSafari Technology Previewを2週間ごとにアップデートし、各リリースにはセキュリティ対策が施されます。Appleの新しいブラウザは開発者ポータルからダウンロードでき、Mac App Storeから自動アップデートされます。

Safari Technology Previewはスタンドアロンアプリケーションなので、通常のSafariと一緒にインストールできます。また、通常のWebKit Nightlyビルドには含まれていないiCloud機能もサポートしています。このデビューリリースには、開発者がより良いWebアプリを開発するための多数の新機能が含まれていますが、ユーザーにとって目立った変更はありません。開発者の方は、技術的な変更点についてこちらでご確認ください。

Safariテクノロジープレビューは、Web開発者向けに調整されているため、ほとんどのOS Xユーザーにとってそれほど便利ではない可能性があります。例えば、「開発」メニューはデフォルトで有効になっています。さらに、安定性は保証されていません。プレビューリリースはナイトリービルドよりもはるかに安定していますが、すべての機能が通常のSafariバージョンほど徹底的にテストされているわけではありません。

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