

Appleは先週、常時表示ディスプレイ、内蔵コンパス、そして新しいケース仕上げを備えた、全く新しい世代の Apple Watch「Series 5」を発表しました 。基調講演ではこれらの新機能が披露されましたが、AppleはSeries 5が昨年のSeries 4よりもパフォーマンスが向上したという具体的な言及は、ウェブサイト上でも一切ありませんでした。これは、Apple Watch Series 5に搭載されているCPUに改良が加えられていないためであることが分かりました。
開発者のSteve Troughton-Smith氏がTwitter で 明らかにしたように 、Apple Watch Series 5はApple Watch Series 4と同じ世代のプロセッサとGPUを搭載しています。この情報は最新バージョンのXcodeで確認されました。とはいえ、Apple Watch Series 4とSeries 5は、アプリの実行やその他のwatchOS機能のパフォーマンスにおいて同等です。
Appleのウェブサイトで は、Apple Watch Series 5には「S3プロセッサより最大2倍高速な64ビットデュアルコアS5プロセッサ」が搭載されているとのみ記載されています。「S5プロセッサ」という名称は、新しいディスプレイコントローラーと内蔵コンパスを含むシステムオンチップ(SoC)全体を指します。Apple Watch Series 4はこれらの改良点は採用されていない「S4 SoC」を搭載していますが、CPUは今年のラインナップと同じままです。
https://twitter.com/stroughtonsmith/status/1174376928758968320
これは特に驚くべきことではありません。以前、Appleは今年、チタンとセラミックモデル以外の新世代Apple Watchを発表しないだろうと報じられていたからです。Appleは、Apple Watch Series 4の完全リニューアルから1年が経過した今、性能向上やデザイン変更よりも、スマートウォッチの新規顧客獲得に注力する分野に注力することを選んだのかもしれません。CNBC の 本日の報道によると、Apple Watchの顧客の70 %が初めてApple Watchを購入しているとのことです。
少なくともこれは、Series 4 の所有者が来年までに何の制約もなく Apple Watch を使用できるようになることも意味します。
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