2012年8月24日午後4時24分（太平洋標準時）

本日のApple対Samsung裁判の判決で、Samsungがこの件に関連するAppleのさまざまな特許を侵害したとして有罪となったことを受け、少なくとも一時的には、Google/MotorolaによるiPhoneおよびiPadの米国への輸入阻止の試みでもAppleが勝利することになる。

6月下旬、Googleが、AppleがMotorolaの標準必須特許を侵害しているという以前の判決に基づき、iPhoneとiPadの米国への輸入を阻止しようとしていることをお伝えしました。当初の判決は、アジアからのApple製品の米国への輸入を阻止する権限を持つITC（国際貿易委員会）によって審査されており、本日予定されている審理で判決が下される見込みです。

ITC（国際貿易委員会）は（有料ブログFossPatents経由で）審査を終了し、当初の訴訟における4件の特許のうち3件（上記の特許を含む）について違反は認められませんでしたが、4件目の非標準必須特許に関する調査をトーマス・ペンダー判事に差し戻しました。その結果は？FossPatentsによると、この特許に関する違反と輸入禁止措置が取られる可能性はありますが、差し戻しとITCの審査には最大1年かかる可能性があります。拡大拡大閉じる