ロイター通信は本日、iWatchが今月生産開始となり、10月に発売されるという報道を発表しました。報道によると、このデバイスは初年度5000万台の生産を見込んでいるとのことです。

情報筋によると、Appleは発売後1年間で5000万台の出荷を見込んでいるという。ただし、こうした初期の見積もりは変更される可能性がある。情報筋によると、Apple Watchは現在、主力製造メーカーとなるQuantaで試作段階にあり、最終組み立ての少なくとも70%を担うという。

Appleが2013年全体でiPadを7100万台販売したことを考えると、5000万台というのはかなり大胆な数字と言えるでしょう。同サイトでは、このデバイスについて判明したいくつかの機能についても紹介しています。

情報筋の1人によると、Appleは対角2.5インチでやや長方形のディスプレイを搭載したスマートウォッチを発表する予定だ。情報筋によると、文字盤はバンドからわずかに突き出てアーチ型になり、タッチインターフェースとワイヤレス充電機能も搭載されるという。

ワイヤレス充電や、想像をはるかに超えるタッチインターフェースなど、これらの機能の多くは既に報じられています。さらに、このレポートでは、このデバイスにはユーザーの脈拍を測定できるセンサーが搭載されると予想されています。Appleが脈拍センサーなどのセンサーを搭載したスマートウォッチ／フィットネスバンドを開発中であることは、昨年からお伝えしています。

2.5インチという画面サイズは興味深いものです。過去1年間に発表されたiWatch関連の複数のレポートで示されていた約1.5インチという数字から大きく逸脱しているからです。この画面サイズは現行世代のiPod nanoの画面サイズと同じで、以前噂されていたサイズは腕時計型の第6世代iPod nanoの画面サイズと同じです。

iWatchはiOS 8と同時に、新型iPhoneやiPadとほぼ同時期に発売される予定です。iOS 8がウェアラブルデバイスの機能セットに大きく貢献する可能性については、以前詳しくご紹介しました。iWatchは、iOS 8でAppleの新しい健康管理ソフトウェアと密接に連携する可能性が高いでしょう。 

今週初めの報道によると、AppleはiWatchのOLEDディスプレイの製造に問題を抱えているものの、画面の問題は解決する見込みとのことです。同じ報道では価格が約350ドルになると予想されていますが、一部のアナリストは数千ドルに近い価格帯になると予測しています。AppleはiWatchの複数のサイズを開発中との噂もありましたが、今のところそのような兆候は見られません。

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