米国を含む8カ国からオンラインで購入した偽のApple充電器400個を大規模にテストした結果、驚くべきことに99%が安全性テストに不合格だったことが判明した。

BBCの報道によると、このテストは英国の消費者保護機関である公認取引基準協会（CTSI）の委託によるもので、オンラインで購入された400個の充電器のうち、最も基本的な安全性テストで感電を防ぐのに十分な絶縁性能を備えていたのはわずか3個だったという。CTSIは消費者に対し、信頼できる供給業者からのみ購入するよう強く勧めている。

英国勅許取引基準協会（CTS）の最高経営責任者（CEO）であるレオン・リバモア氏は、「中古の電気製品を購入する際は、必ず検査済みのものを選び、信頼できる供給業者からオンラインで購入してください。 多少値段は高くなるかもしれませんが、偽造品や中古品は未知の存在であり、家や命、あるいは愛する人の命を奪う可能性があります」と述べています。

同研究所は、新しい充電器をチェックする際に4つのアドバイスを提供した。

• プラグピン– 充電器をコンセントに差し込みますが、電源を入れたり、デバイスに接続したりしないでください。充電器が簡単に入らない場合は、ピンのサイズが合っていない可能性があります。ピンの端と充電器の端の間隔は、少なくとも9.5mm（0.3インチ）必要です。
• マーキング– メーカーのブランド名またはロゴ、モデル名、バッチ番号を確認してください。「CE」安全マークも確認してください。ただし、偽造されやすいので注意してください（米国ではFCCとUL）。
• 警告と指示– ユーザーマニュアルには、使用条件と制限、充電器の安全な操作方法、基本的な電気安全ガイドライン、安全な廃棄方法の詳細が記載されている必要があります。
• 損傷– ケーブルが擦り切れていたり、目に見える損傷がある充電器は使用しないでください。

ただし、偽造充電器の中には、偽のマークや安全に関するリーフレットが付いているものもあります。

Appleは最近、Amazonで「純正」Apple製品として販売されている充電器について独自のテストを実施し、その約90%が偽造品であることが判明しました。Amazonはその後、ブランド登録プログラムを導入し、販売業者はブランド製品を販売する前にブランド所有者の許可を得ることを義務付けました。

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