
静源コンピュータグループアーカイブc
- AAPL社
- アップルニュース
- IBM
- 深セン
- Appleキーボード
アップルのキーボードサプライヤーの従業員が劣悪な労働条件を理由にストライキ
2011年11月24日午前9時16分(太平洋標準時)

中国NGOからの汚染告発を受け、Appleはサプライヤー15社への監査を約束したにもかかわらず、中国労働監視機構(China Labor Watch)の報告によると、深圳にある京摩電子(Jingmo Electronics Corporation)の工場で従業員1,000人が今週初めにストライキを起こしたという。この工場は世界最大級のキーボードメーカーである京遠電算集団(Jingyuan Computer Group)が所有しており、Appleをはじめ、LGやIBMなどのOEM供給元でもある。中国労働監視機構(China Labor Watch)は、特にAppleに対し責任を取るよう強く求めている。
「チャイナ・レイバー・ウォッチは、Apple、IBM、そしてこの工場の他の顧客に対し、労働者の不満に対する責任を負い、工場と協力して労働条件の改善に取り組むよう求めます。特にAppleには、キーボード組立ラインで300人以上の労働者が働いていることから、責任を取るよう強く求めます。」
労働者たちは、経営陣が通常午前7時~11時30分と午後1時~5時の勤務時間に加えて、午後6時~正午の夜間残業を強制するという決定に抗議し、ストライキを決意した。これは月約120時間の残業に相当する。また、週末にこの残業をする権利も認められなかった。中国労働法では、会社は労働者に2倍の賃金を支払う義務があった。チャイニーズ・レイバー・ウォッチによると、労働者からは他にも懸念の声が上がっていた。拡大拡大閉じる