AppleのCEO、ティム・クック氏が今週末、クリス・ウォレス氏と共にFox News Sundayに出演すると、同局が本日発表した。インタビューの中でクック氏は、AppleがParlerをApp Storeから削除するという決定について、そして「大手テクノロジー企業が言論の自由を制限する」という広範な問題について語る予定だ。

日曜日に完全版のインタビューが公開される前にFox Newsが公開した2つのティーザークリップで、クック氏とウォレス氏は言論の自由と不適切なコンテンツのバランスについて議論した。クック氏は、Parlerがモデレーションポリシーを導入すれば、アプリはApp Storeに戻ってくるだろうという以前の発言を繰り返した。

ウォレス：「言論の自由と不快なコンテンツのバランスをどのように取ることにしたのですか？」

クック氏：「我々はそこに記されていた暴力煽動の内容を検討しましたが、言論の自由と暴力煽動には交差性があるとは考えていません。」

ウォレス：「他の企業がやっていることに加えて、Parler を Apple から削除することで、これらの人々や意見をさらに地下に追いやるだけだという主張についてはどう思いますか？」

クック：「ええ、クリス、彼らを一時的に停止しただけです。ですから、もし彼らがモデレーションをしっかり行えば、また戻ってきますよ。」

クック氏はまた、業界内に複数の企業が存在するため、大手テクノロジー企業は「一枚岩ではない」との考えを述べた。

クック氏：「大手テック企業は一枚岩ではありません。ご存知の通り、複数の企業があり、それぞれ異なる事業を行っています。私たちは常に正しいことをしようと努めています。」

ウォレス：「大手テック企業は言論の自由を制限しているのではないか？」

クック氏：「私たちは約200万本のアプリを擁するアプリストアを運営しています。そして、これらのアプリには利用規約を設けています。もちろん、インターネット上のアプリを私たちが管理しているわけではありませんが、私たちのプラットフォームがインターネットの単なる複製であるべきだとは決して考えていません。私たちはルールと規制を定めており、ユーザーにはそれらを遵守していただくようお願いしているだけです。」

これは、クック氏が今週初めにCBS This Morningに出演し、Appleの新しい人種平等・正義イニシアチブプロジェクトや米国議会議事堂襲撃事件、そしてその後のApp StoreからのParlerの削除について語った後のことだ。

ティム・クック氏のインタビューは、Fox News Sundayで午前9時（東部標準時）に放送されますが、時間は市場によって異なる場合があります。以下の2つのティーザークリップをご覧ください。

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