カンタス航空は、6週間の試験プログラムを開始する。フライト中、乗客にiPad 2を提供し、機内Wi-Fiで映画をストリーミング視聴できるようにすると、 AUSBTが報じている。乗客はプリインストールされた「Q Streaming」アプリを使用して、機内に5カ所あるWi-Fiアクセスポイントのいずれかから映画をストリーミング視聴する。今回の6週間の試験運用は、最大254人の乗客を乗せるボーイング767-300型機1機で実施される。これは膨大な数のiPad、そして興味深いことにクラスCサブネット全体に相当する。もし全員がストリーミング視聴した場合、5カ所のWi-Fiホットスポットはトラフィックを処理できるのだろうか？

6週間のトライアル期間終了に伴い、カンタス航空は乗客の皆様に「Qストリーミング」アプリの提供を開始し、各自のiOSデバイスにダウンロードしていただけるようになります。6週間のトライアルが成功すれば、カンタス航空は全機の座席にiPad用ブラケットを設置する予定です。