
AppleはMac OS Xにおけるコンテンツ制作戦略を真剣に検討しており、GaragebandやiMovieといったアプリケーションで業界をリードしてきました。10.7 Lionでは、Appleは新たなコンシューマー向けコンテンツ制作に着手し、それがポッドキャストです。Appleは長年にわたり、「Podcast Producer」と「Podcast Capture」という2つのアプリケーションを提供しており、これらが連携することでポッドキャストの作成と共有を可能にしています。
残念ながら、これらのアプリケーションはAppleのMac OS X Serverプラットフォーム専用で、「プロ」向けに開発されていました。Final Cut ProがiMovieの「プロ」版であるようなものです。そして今、Mac OS X 10.7 Lionでは、Appleは「Podcast Publisher」という新しいアプリケーションを導入します。これは「Podcast Producer」のコンシューマー版です。
Podcast Publisherを使えば、好きなだけ番組を作成でき、各番組にエピソードを追加できます。Podcast Publisherでは、番組の動画や音声をキャプチャできるほか、デモ用にMacの画面をリアルタイムで録画することも可能です。iOSのようにクリップを簡単に編集(「トリミング」)することも可能で、アプリケーション全体の操作性は非常に優れています。
ポッドキャストのエピソードが完成したら、デスクトップ、iTunes、またはメールにファイルとしてエクスポートできます。また、ポッドキャストライブラリのサーバーやリモートワークフローに簡単に送信できます。AppleはまだMac OS Xに誰でも使える本格的なポッドキャスト作成ツールを実装していないため、Podcast Producerは多くのユーザーに利用されるツールになると考えています。
休憩後にスクリーンショットのチュートリアルとAppleによるアプリケーションの説明をご覧ください。(匿名さん、ありがとうございます)
havebin.com を Google ニュース フィードに追加します。
FTC: 収益を生み出す自動アフィリエイトリンクを使用しています。詳細はこちら。