今年初め、The VergeはSonosの次期新製品「Sub Mini」のレンダリング画像を公開しました。数週間後、FCCへの提出書類でこのデバイスが実在し、発売が間近に迫っていることが確認されました。しかし、Sonosは正式発表前にも関わらず、新型Sub Miniサブウーファーの発売が延期されたことをほぼ認めました。

Sonos Sub Miniの発売が正式に延期

ソノスのCEO、パトリック・スペンス氏は、2022年度第3四半期決算発表の投資家向け電話会議で、毎年2つの新製品を発売するという目標に引き続き取り組んでいると述べた。しかし、ソノスの広報担当者であるエリン・パテガス氏はその後、The Vergeに対し、同社は「予定していた製品発売を2023年第1四半期に延期することを決定した」と語った。

Sonos Sub Miniについては言及されていませんが、誰もがこの夏の発表を待ち望んでいた製品です。本日の発表を受けて、このデバイスはSonosの2023年度第1四半期である10月から12月の間に発売されると思われます。

リークされたレンダリング画像によると、Sonos Sub Miniはコンパクトな円筒形をしています。技術仕様や価格の詳細は不明ですが、製品名から察するに、より手頃な価格のサブウーファーになると思われます。Sonosはすでに749ドルのSonos Subデバイスを販売しています。

Sonos Sub Miniは、RayやBeamサウンドバーとの相性が抜群です。これらのサウンドデバイスは、通常、パワフルな低音再生が得意ではないからです。Sonosデバイスの優れた点の一つは、AirPlay 2テクノロジーに対応していることです。Appleデバイスと簡単にペアリングでき、HomePodと同じマルチルーム機能も利用できます。

ソノスの2022年第3四半期決算

Sonosは、2022年度第3四半期の売上高が前年同期比1.8%減の3億7,180万ドルだったと報告しました。同社は、高インフレを引き起こしている現在のマクロ経済状況が同社の事業に影響を与えていると述べています。Sonosは、世界的なテレビ販売の減少は、新製品のSonos Rayサウンドバー（179ドル）の需要低迷が一因であると述べています。

それにもかかわらず、同社は、高級サウンド機器に多額の費用をかけたくない消費者に対して、エントリーレベルの新製品が優れたオーディオ体験を提供すると楽観視している。

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