Apple TV+は本日、初のアカデミー賞ノミネートを獲得し、『ウルフウォーカーズ』が長編アニメ映画賞、『グレイハウンド』が音響賞にノミネートされた。

アップルは今年、主演男優賞や主演女優賞、作品賞といった主要部門での受賞を逃したものの、『ウルフウォーカーズ』のノミネートは大きな意味を持つ。ハリウッドの数々の批評家賞において、『ウルフウォーカーズ』はピクサーの『ソウル』と激しい戦いを繰り広げており、どちらも有力候補と目されている（とはいえ、オスカー賞ではピクサー作品が受賞しないのは稀だ）。

Apple TV+は2019年11月にサービスを開始したため、2020年のアカデミー賞授賞期間を実質的に逃し、2021年はApple TV+にとって実質的に初めてアカデミー賞候補となる年となります。すべてのストリーミングサービスの成績を見ると、Netflixが再び圧倒的な強さを見せ、『Mank』で10部門のノミネートを獲得しました。

第93回アカデミー賞授賞式は4月25日に開催され、Appleが2つのノミネートのうちのいずれかを受賞につなげられるかどうかが注目される。

Appleの映画ラインナップが拡大するにつれ、同社は当然ながらオスカー受賞の可能性をさらに高めようとしている。今年はノミネート対象となった作品は約10本にとどまった。2021年を通して、Appleは『The Sky Is Everywhere』、『スワン・ソング』、『CODA』など、オスカー候補作品を自社映画として公開する予定だ。

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