2011年8月8日午前5時59分（太平洋標準時）

AppleからNetflixキラーが登場するまで、まだ待たなければならないようです…先週、Appleが新しい「iTunes Replay」サービスをまもなく開始するという噂が飛び交いました。このサービスでは、ユーザーがテレビ番組や映画を再ダウンロードしたりストリーミングしたりできるようになります。しかし残念ながら、CNETの新たな報道によると、Appleは大手映画スタジオのコンテンツをクラウド経由で提供するための契約をまだ締結していないとのことです。

AppleがiCloud経由でiTunesコンテンツをオンデマンドで提供するサービスに取り組んでいることは周知の事実だが、どうやら情報筋によると、同社は6大映画スタジオの大半と契約を交わすことができず、最終的にクラウドストリーミングの権利を獲得するまで「交渉は何ヶ月もかかる可能性がある」とのことだ。

AppleがNetflixやAmazonに対抗するビデオサブスクリプション型ストリーミングサービスを導入する可能性があるという噂もありました。しかし、今回の報道では、これはおそらく憶測に過ぎず、Appleが過去に映画会社とビデオオンデマンドサービスについて協議を行っていたことに由来する可能性が高いことが確認されています。

なぜAppleはスタジオとの契約に苦労しているのだろうか？CNETのグレッグ・サンドバル氏は、HBOがワーナー・ブラザース、20世紀フォックス、ユニバーサルとの独占配信権を保有していること、そして新しいストリーミングサービス「UltraViolet」のサポートが、Appleが大手スタジオとの契約締結を阻んでいる可能性があると主張している。拡大拡大閉じる